■ 知らなかったでは、手遅れになる。…学科試験の背景
現在、全国運転免許保有者は約6700万人に達し、これからも増加傾向にあります。免許取得者の高齢化が進むこともあり交通事故も増加することが予想され、これから、交通社会に入られる方にとっては、益々運転免許試験は難しくなっていくことは、必須だと考えられます。
◆ 警察は合格者を増やしたくない?
学科試験を行う警察は、交通事故を防止することを目的にし、事故を起こさない知識があるかどうかを学科試験で選別しています。少し乱暴ですが、警察は運転免許取得者がいなければ交通事故がなくなると考えていても良いでしょう。交通事故を起こす運転者は、初心運転者が運転経験3年以上の人と比べて3倍も高いことから、初めて免許を受ける人をカンタンに合格させることはしません。
では、学科試験で出題される内容とは?主に交通事故の原因になっていることや交通違反の多いことなどが細かく出題されています。学科試験を受けて不合格だったとき、どこを間違えたのだろう?と思うのは、警察が意図する合否を分けるポイントを知らずに細かく勉強できていない結果です。
◆ 3人に1人は不合格
あなたの勉強したところが、警察の求める合否を分ける知識と違った場合は、すでに不合格になる確率は高くなっています。学科試験の勉強方法で、不安のある人はたくさんいます。現在、本試験場の合格率は約30〜40%です。最悪3人に1人は不合格になっています。合格ラインが90点以上ということからも、カンタンに合格させないことを意味しています。
◆ 警察の出題する問題例
その1
歩行者が赤色の点滅信号や黄色の点滅信号を通行するときは、危険がなければ一時停止をせず、注意するだけでよい。
答え ○
解説
赤色の点滅信号のとき、車は一時停止しますが、歩行者は注意して通行します。
その2
停止中の通園バスのそばを通るときは、徐行して安全を確かめなければならないが、自転車も同じようにしなければならない。
答え ○
解説
車の運転者は…とあるので、当然自転車も車なので含まれます。
*問題点
問題集を解くだけでは合否をわける重要点がわからない。
ひっかけられるポイントは、教科書で読み飛ばす”小さなところ”です。
このページのTOPへ
トHOMEに戻る
(C)デルトコ.JP